みまもりCUBEの口コミ・評判|実際どう?メリット・デメリットを正直レビュー

みまもりCUBEで離れて暮らす親を見守るイメージ

「実家にWi-Fiがないから、普通の見守りカメラは使えない」

私が見守りカメラを調べ始めて、最初にぶつかった壁がこれでした。実家の母は75歳の一人暮らし。ネット回線は引いていません。カメラを買っても、そもそも映像を飛ばす手段がない。

そこで候補に挙がったのが、SIMカードが内蔵されていてコンセントに挿すだけで使える「みまもりCUBE」です。Wi-Fiがいらないなら、実家の環境でも動く。ただ、月々の料金が思ったより読めなくて、契約前にかなり迷いました。

この記事は、私が調べた範囲でわかったみまもりCUBEの口コミと、料金・電波・画質といった「契約前に知っておきたかったこと」をまとめたものです。良い声だけでなく、後悔したという声も、料金の正確な内訳もそのまま載せます。「うちに合うのか」を自分で判断する材料にしてください。

みまもりCUBEはどんなカメラか

みまもりCUBEは、株式会社ラムロックが提供している高齢者向けの見守りカメラです。ほかのカメラと決定的に違うのは、SIMカードが本体に入っていること。スマホと同じで、カメラ自体が携帯回線(ドコモ)でつながります。

だから、実家にWi-Fiがなくても、光回線を新しく引かなくても、コンセントに挿せばその場で使えます。ネットのない実家にカメラを置きたい人にとって、これはかなり大きい違いです。

提供会社株式会社ラムロック
月額料金(1年プラン・1台)ライト 5,390円/大容量 5,940円
検知オプション+1,100円/月
初期費用3,850円(申込1回につき)
通信量1GB=約300分/月
回線NTTドコモ
主な機能双方向会話、動体検知、不在検知、呼び出しボタン、暗視
お試し30日間

できることは、大きく分けて4つです。

  • 映像の確認: スマホアプリで、外出先から実家の様子を見られる
  • 双方向の会話: 映像を見ながら、こちらから声をかけられる
  • 検知の通知: 「ドアが開いた」「ベッドから離れた」などをメールで知らせる(検知オプション)
  • 暗視: 部屋の電気を消したあとも、暗い中の様子がわかる

検知機能については、徘徊時の早期発見・予防対策ツールとして県警と業務提携した実績もあるそうです。認知症で家を出てしまうのが心配、という家庭で使われてきた背景があるんですね。

料金は結局、月いくらかかるのか

ここが私がいちばん混乱したところなので、正直に書きます。

みまもりCUBEの月額は、契約期間(1年/短期)と通信量(ライト/大容量)の組み合わせで変わります。いちばん安い1年プランのライトで、月5,390円です。

プラン月額(1台)通信量
1年プラン・ライト5,390円1GB(約300分/月)
1年プラン・大容量5,940円定額
短期プラン・ライト7,370円1GB

注意したいのは、ネットで「4,290円」という数字を見かけることです。これは本体レンタル分だけの金額で、実際にはここに通信費(ライトなら1,100円)が乗ります。私も最初「4,290円か、思ったより手が届く」と勘違いしかけました。実際に毎月払うのは5,390円から、と思っておくと契約後にズレません。

動きを検知して通知してほしいなら、検知オプションが月1,100円プラス。1GBは「1日10分くらい確認する」使い方なら足りる容量ですが、超えると1GBごとに3,300円かかります。長時間つなぎっぱなしにする使い方だと、ここは膨らみます。

もう一つ、1年プランには最低利用期間が12か月あります。途中でやめると、残りの月数×3,900円の違約金。ただし施設入所・介護保険への切り替えなどは、書類を出せば免除されます。「とりあえず1年は使う」と腹を決められるかどうか、ここは契約前に確認しておいたほうがいいです。

使ってよかった、という声

口コミを読んでいくと、みまもりCUBEを「入れてよかった」とする人には、いくつか共通の理由がありました。原文をそのまま確認できたものではないので、ここは私が読んだ範囲の要約として紹介します。

設置で悩まなかった、という声。これがいちばん多い印象でした。ネット工事もWi-Fi設定もいらず、届いたらコンセントに挿すだけ。普通のカメラだと「光回線を契約→ルーター設置→Wi-Fi設定」を実家でやることになりますが、これを親の家で、しかも自分の帰省の半日でやり切るのは、正直しんどい作業です。SIM内蔵なら、その工程がまるごと消えます。帰省したその日から見守りが始められた、という声には納得しました。

検知が助かった、という声もありました。「ドアが開いたら通知」「ベッドから離れたら通知」を設定しておくと、動きがあったときにメールで届きます。夜中に家を出ていないか心配、という家庭では、これが支えになるようです。画像付きで届くので、通知が来たときに「本当に大丈夫か」をその場で確かめられる、という点もよく挙がっていました。

会話機能については、温度差がありました。「顔を見ながら声をかけられて安心した」という人もいれば、そこまで使わなかったという人もいる。電話だと出ないことがある親でも、こちらから一方的に呼びかけられるのは確かに違います。ただ、毎日使う機能かというと、人による、というのが正直なところみたいです。

見守る側の気持ちが軽くなった、という声も目立ちました。離れていると「今日は大丈夫かな」「連絡ないけど何かあった?」と、頭のどこかでずっと気にしてしまう。24時間見張るわけではなくても、「心配になったら確認できる」という状態があるだけで、気の張り方が変わる。これは機能というより、生活の変化の話です。

気になった、後悔した、という声

一方で、契約前に知っておきたい不満もはっきりありました。ここを飛ばすと「こんなはずじゃなかった」になります。

やっぱり料金の負担感です。月5,390円、検知を付ければ6,490円。年間だと約6.5〜8万円になります。「月々これは高い」という声は当然ありました。ただ、この金額には通信費が含まれています。普通のカメラ+新しくネット回線を契約する場合、その回線代(月3,000〜5,000円ほど)が別でかかることを思うと、単純比較はできません。「カメラ代が高い」のか「ネット代込みで高い」のかは、分けて考えたほうがいいところです。

画質は期待しすぎないほうがいい、という声。「元気に動いているか」「部屋にいるか」はわかるけれど、「何を食べているか」「表情の細かい変化」までは読み取りにくいようです。SIM回線で映像を送っている以上、画質を上げれば通信量も増えるので、ここは仕組み上の割り切りです。安否がわかればいい、という用途なら十分。顔色まで細かく見たい、という期待には応えきれません。

電波に左右される、という指摘もありました。ドコモ回線を使っているので、ドコモが入りにくい地域だと映像が固まることがある。山あいや建物の構造によっては、スムーズに見られないこともあるようです。これは実家の場所次第なので、想像で判断できません。だからこそ、後で書く30日お試しで実際に確かめる意味があります。

そしてもう一つ、みまもりCUBEに限らない話ですが、親が「見られているようで嫌だ」と感じる問題があります。ある家庭では、良かれと思って見守り機器を入れたら、最初は喜んでいた親が数か月後に「見張られているようだ」と言い出し、結局外してしまった、という事例が介護の専門家のコラムで紹介されていました(けんぽれん 健康コラム)。カメラだと、この抵抗感はさらに強く出ます。「監視されている」と感じて、親がリビングに行かなくなった例もあるそうです(Web eclat)。

せっかく設置しても、本人が電源を抜いてしまえば見守りは成立しません。カメラを置く前に、親と一度ちゃんと話す。この一手間は、機種選びより大事かもしれません。もし話してみて渋られたら、人感センサーを使った見守りという、映像を撮らない選択肢もあります。

どんな人に向いていて、どんな人には向かないか

ここまでの口コミを踏まえて、判断の地図を置いておきます。私の結論も正直に書きます。

みまもりCUBEが向いているのは、こんな人です。

  • 実家にWi-Fiがない:これが最大の理由。ネットを引かずに映像で見守れる機種は多くありません
  • 帰省時にサッと設置したい:コンセントに挿すだけ。親に操作を覚えてもらう必要もない
  • 動きを検知して通知してほしい:徘徊が心配な家庭では、検知オプションが効く
  • まず試してから決めたい:30日お試しで電波を確かめられる

逆に、向かないのはこんな人です。

  • 月々の出費を抑えたい:買い切りのカメラのほうが、長い目で見れば安くつくことも
  • 顔色まで高画質で見たい:画質は安否確認向き
  • ドコモが入りにくい地域:お試しで必ず確認を
  • 親がカメラそのものを嫌がっている:無理に置くと外される。センサー型のほうが受け入れられやすい

我が家はというと、母がカメラを「監視みたいで嫌」と断ったので、最終的にカメラ型は選びませんでした。だから私自身がみまもりCUBEを実家で運用したわけではありません。ただ、もし母がカメラに抵抗がなくて、実家にWi-Fiがなかったら、この機種は最有力だったと思います。「親がカメラOKで、Wi-Fiがない」。この条件に当てはまるなら、候補から外す理由はあまりないです。

介護保険が使えるか、確かめる価値はある

月5,390円を「高い」と感じた人に、一つ確かめてほしいのが介護保険です。

みまもりCUBEは、介護保険の福祉用具レンタルの対象になっています。適用されれば、レンタル料の自己負担は1〜3割まで下がります。

ただ、ここは正直に書きます。「介護保険で月1,210円」という数字がネットには出回っていますが、公式サイトを見るとレンタル料は貸与事業所によって異なるとされていて、一律の金額は出ていません。さらに、ネット実費の1,650円は保険適用外で別にかかります。公式が示しているのは「実質3,000円前後(1割負担)」という目安です。1,210円で使えると思い込んで申し込むと、ここもズレます。

適用の条件は、原則として次のいずれかです。

  • 要介護2以上の認定を受けている
  • 認知症の診断を受けている
  • 徘徊でお困り、と保険者に認められる

要介護2に満たなくても、「徘徊感知機器が必要」と保険者が認めれば適用される場合があります。

申し込みは、担当のケアマネージャーさん経由です。すでに要介護認定を受けているなら、「見守りカメラを検討しているんですが、介護保険は使えますか?」と一言聞いてみるだけ。金額は事業所で違うので、そこも合わせて確認すると、契約後の「思ったより高い」を避けられます。

30日お試しで、何を確かめておくか

みまもりCUBEには30日間のお試し体験があります(初めての人・1世帯1回限り)。期間中に「違うな」と感じたら、本契約せずにやめられます。

電波と画質は、カタログの数字だけでは実家で使えるか判断できません。だからこそ、このお試しで手を動かして確かめておきたいところです。私なら、この3つを見ます。

電波が実家で足りているか。映像がスムーズに出るか、途切れたり固まったりしないか。家のどこに置くと安定するか。ドコモ頼みなので、ここは場所を変えて試す価値があります。

親がどう反応するか。見られることに抵抗はないか。声かけに応じてくれるか。そして、電源を抜いたりしないか。ここで嫌がる素振りがあれば、その時点で立ち止まったほうがいい。押し切って設置しても、後で外されるだけです。

自分の生活に馴染むか。アプリの操作で迷わないか。通知が多すぎて疲れないか。無理なく続けられる形か。

導入して数週間もすると、たとえば朝、洗い物をしながらスマホをちらっと見て「7時すぎにリビングで動きあり」の通知を確認する、みたいなことが習慣になります。それだけで「今日も母はいつもどおり」とわかって、一日を始められる。この感覚が自分に合うかを、お試しの30日で見極める感じです。

親がカメラを嫌がったら、どうするか

ここまでみまもりCUBEを紹介してきましたが、正直に言うと、親がカメラを嫌がるケースは珍しくありません。

私自身がそうでした。母に見守りカメラの話をしたら、「そこまでしなくていい」「監視されてるみたいで嫌」とあっさり断られました。知恵袋を見ても、同じ壁にぶつかっている人はたくさんいます。母親に見守りカメラを設置したいけれど、正直に話せば「監視されているようで嫌」と言われそうで、どう切り出せばいいかわからない。そんな相談が並んでいました。ある人は結局、カメラをたんすの上に黙って置いたら、意外と何も聞かれなかった、と書いていました(Yahoo!知恵袋)。

親にしてみれば、「まだそんな歳じゃない」「子どもに見張られたくない」という気持ちがある。その感覚は、無視しないほうがいいと私は思います。

もしカメラを渋られたら、人感センサーを使った見守りも検討してみてください。センサー型は映像を撮りません。「玄関のドアが開いたら通知」「一定時間動きがなかったら通知」といった形で、さりげなく安否だけを確かめます。カメラのような「見られている感」がない分、親にも受け入れてもらいやすい。我が家も、最終的にはこの方向に落ち着きました。

まとめ:みまもりCUBEは「Wi-Fiなしで、試してから決められる」のが強み

みまもりCUBEの価値は、突き詰めると2つに集約されます。実家にWi-Fiがなくても映像で見守れること、そして30日お試しで電波を確かめてから本契約できることです。ネットのない実家という条件で、映像の見守りを現実的に実現できる機種は、そう多くありません。

一方で、毎月の実支払は5,390円から。「4,290円」はレンタル分だけの数字で、通信費が乗ると5,390円になる。ここは契約前にはっきりさせておいてください。画質は安否確認向き、電波はドコモ次第。この割り切りができるかどうかが、向き不向きの分かれ目です。

料金が引っかかるなら、介護保険が使えるかをケアマネさんに聞いてみる。金額は事業所で違うので、そこも合わせて確認する。そして、親がカメラを嫌がるなら、無理に押し込まずセンサー型の見守りに切り替える。大事なのは、親も自分も納得できる形で始めることです。

条件が合いそうなら、まずは30日のお試しから。実家の電波と、親の反応を、自分の目で確かめるところからで十分です。