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工事不要の見守りカメラおすすめ5選|賃貸でも置くだけで設置OK

工事不要の見守りカメラをコンセントに挿すだけで設置するイメージ

「実家にカメラを付けたいけど、これって工事がいるんだよね……?」

私も最初、そこで止まっていました。見守りカメラといえば壁に穴を開けて配線を通すもの、というイメージがあって。実家は賃貸ではないものの、壁を傷つけるのは気が引けるし、75歳の母に業者の立ち会いを頼むのも申し訳ない。そう思って、しばらく先延ばしにしていたんです。

でも調べてみたら、拍子抜けしました。今どきの見守りカメラの多くは、コンセントに挿すだけ。ドライバーも業者も要りません。棚の上にポンと置いて、スマホのアプリとつなげば終わりです。

この記事では、工事なしで設置できる見守りカメラを、実家の環境別に紹介します。あわせて、多くの人がつまずく「工事不要」と「Wi-Fi不要」の違い、賃貸で穴を開けずに置くコツ、そしてカメラを嫌がる親への切り出し方まで、私が実際に迷ったところを順にお話しします。

工事不要の見守りカメラのタイプ

ひとくちに「工事不要」といっても、通信のやり方で大きく3種類に分かれます。ここを最初に押さえておくと、実家に合わない製品を買ってしまう失敗を避けられます。

コンセントに挿すだけ(Wi-Fi接続型)

いちばん数が多いのがこのタイプ。本体をコンセントに挿して、実家のWi-Fiにつなぐだけです。SwitchBotやTapo、ATOM Camがこの仲間で、本体は2,500〜4,000円ほど、月額はかかりません。買い切りで済むのが気楽なところです。

ただし、名前のとおりWi-Fiが前提です。実家にネット回線がなければ、この手のカメラは映像を飛ばせません。「うちの実家、そもそもネット引いてたかな……?」という方は、次のタイプを見てください。

SIMが入っていてWi-Fiがいらない型

カメラの中に携帯電話と同じSIMカードが入っていて、Wi-Fiがなくても携帯回線で映像を送れるタイプです。みまもりCUBEやユーコとヨーコがこれにあたります。実家にネット回線を新しく引く必要がないので、「親の家にWi-Fiがない」問題をまるごと飛ばせます。

代わりに月額がかかります。みまもりCUBEでおよそ月5,390円〜、年間にすると6万円強。ここは正直、安い買い物ではありません。要介護認定を受けている親御さんなら介護保険で負担が軽くなる場合もあるので、そこは後半で触れます。

モニターとセットで映すだけの型

カメラと専用モニターがペアになっていて、インターネットを一切使わずに映像を見るタイプです。2階から1階の寝室をのぞく、といった同じ家の中での使い方が中心になります。

離れて暮らす親を見守る、という今回の目的だと、自分の家からは映像が見られないので出番は少なめ。同居や施設での見守り向け、と割り切ってください。この記事では、以降おもに前の2タイプを扱います。

「工事不要」と「Wi-Fi不要」の違い

見守りカメラを探していると「工事不要」と「Wi-Fi不要」がどちらも目に入って、同じ意味だと思ってしまいますよね。私も混同していました。でもこの2つ、指しているものが別です。

実際、知恵袋でこんなやりとりを見かけました。Wi-Fiなしで置けるカメラを探していた質問者に対して、回答者が「それは"Wi-Fi無し"ではなく"固定回線無し"のことでは?」と問い直し、映像を飛ばすのは大容量の通信だからSIM式のカメラは思うほど現実的ではない、と指摘していたんです(Yahoo!知恵袋)。読んでいて、みんな同じところでつまずくんだなと妙に納得しました。

言葉を分けて整理すると、こうなります。

  • 工事不要 = 配線工事や壁の穴あけがいらない。コンセントに挿すだけ、という設置の話
  • Wi-Fi不要 = 実家にネット回線・Wi-Fiがいらない。通信の話
項目 工事不要 Wi-Fi不要
配線工事 不要 不要
穴あけ 不要 不要
Wi-Fi環境 必要な製品が多い 不要
月額費用 無料のものが多い 有料のものが多い

ここでのポイントは、「工事不要」でも「Wi-Fiは必要」な製品がほとんどだということ。SwitchBotもTapoも工事はいりませんが、実家にWi-Fiがないと使えません。

なので分かれ道はシンプルです。実家にWi-Fiがあるなら、工事不要のWi-Fi接続型で十分。Wi-Fiがないなら、月額はかかりますがSIM内蔵型を選ぶ。それだけです。Wi-Fiがない場合の選択肢は「Wi-Fi不要の見守りカメラおすすめ3選」で掘り下げているので、そちらもどうぞ。

工事不要の見守りカメラの選び方

製品を並べる前に、実家に合うものを見分けるための見どころをまとめておきます。ここを押さえておくと、レビューの星の数に振り回されずに選べます。

まず、実家にWi-Fiがあるか。 これがいちばん最初の分かれ道です。あるならWi-Fi接続型で本体代だけ、月額ゼロ。ないならSIM内蔵型で月額あり。知恵袋にも「ネットのない実家にカメラを付けたいが、必要な機材も安い機種も見当がつかない」という相談がありました(Yahoo!知恵袋)。回線の有無を先に確かめておくと、この迷いをまるごと省けます。

双方向通話ができるか。 カメラ越しに「薬飲んだ?」と声をかけられる機能です。親はスマホを探して電話に出なくていいので、その場で返事するだけ。最近の機種はほぼ対応していますが、念のためチェックしておくと安心です。

動きがあったときに通知が来るか。 ずっと映像を見張るのは無理なので、動体検知は実質必須です。「朝リビングに来た」「夜トイレに起きた」を拾って通知してくれる。逆に、いつも動く時間に通知が来ないと「あれ?」と気づけます。

暗い部屋でも映るか。 夜間撮影(暗視)ですね。高齢の親は夜中にトイレへ起きることが多いので、これがないと肝心の時間帯が真っ暗です。赤外線の白黒に加えて、カラーで映る機種も増えてきました。

置くだけ・貼るだけで設置できるか。 底が平らで棚に置けるか、両面テープやマグネットが付くか。賃貸で穴を開けたくない場合の要になります。具体的な置き方は後半でまとめます。

工事不要の見守りカメラおすすめ5選

Wi-Fiがある実家向けの3つと、Wi-Fiがない実家向けの2つに分けて紹介します。前半3つは私が候補にして、実際に自宅で試したものも含みます。

【Wi-Fiあり向け】SwitchBot 見守りカメラ 3MP

迷ったらこれ、と言える定番です。3,500円ほどで、300万画素の画質・360度の首振り・双方向通話・動体検知・夜間撮影がひととおり入っています。この価格でこの中身なら、初めての1台として不足はありません。

アプリの画面がわかりやすいのも、私がこれを勧める理由です。人感センサーなど同じSwitchBotの機器と後からつなげられるので、「まずカメラ、慣れたらセンサーも」と広げていけます。

Wi-Fi必要
月額費用無料
双方向通話○
動体検知○
夜間撮影○
価格約3,500円

実家にWi-Fiがあって、まず1台きちんと使えるものを、という方にいちばん合います。

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【Wi-Fiあり向け】TP-Link Tapo C200

通信の安定を重視するならこちら。ネットワーク機器で知られるTP-Linkのカメラで、動体検知の誤通知が少ないという声が目立ちます。通知が鳴りすぎて結局オフにした、という失敗を避けたい人に向いています。

私が気に入ったのは「プライバシーモード」。ワンタップでカメラの目を閉じられる設計だそうで、親が「見られてる感じが落ち着かない」と言ったとき、こちらの操作でサッと止められます。逃げ道を用意しておけるのは、押し切らずに続けるうえで地味に効きます。

Wi-Fi必要
月額費用無料
双方向通話○
動体検知○
夜間撮影○
価格約4,000円

安定して動くことと、親のプライバシーへの配慮、その両方を取りたい方に。

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【Wi-Fiあり向け】ATOM Cam 2

とにかく安く始めたいならこれです。2,500円ほどで、1080pの画質・カラーの夜間撮影・双方向通話まで入っています。カラーで夜が映るのは、この価格帯だと素直にすごいと思いました。

防水なので玄関先の屋外にも置けます。安いぶん複数台そろえやすいので、「リビングと玄関に1台ずつ」といった使い方もしやすい。まず試してみて、合わなければ痛手が小さい、という気楽さがこの製品のいいところです。

Wi-Fi必要
月額費用無料
双方向通話○
動体検知○
夜間撮影○(カラー対応)
価格約2,500円

初期費用をできるだけ抑えたい方、何台か置きたい方に向いています。

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【Wi-Fi不要】みまもりCUBE

実家にWi-Fiがない場合の定番です。SIMが内蔵されているので、ネット回線の契約も工事もなし。届いたらコンセントに挿すだけで、その日から映像が見られます。

動体検知や双方向通話に加えて、要介護認定を受けている親御さんなら介護保険で負担が軽くなる場合があるのが大きな違いです。該当しそうならケアマネージャーに一度聞いてみてください。30日のお試しもあるので、「携帯回線でちゃんと映るのか不安」という方は、まず試してから判断できます。

Wi-Fi不要
月額費用約5,390円〜(介護保険適用で軽減の場合あり)
双方向通話○
動体検知○
夜間撮影○
価格レンタル制

実家にWi-Fiがない方、介護保険を使えそうな方に。詳しくは「みまもりCUBEの口コミ・評判」にまとめています。

【Wi-Fi不要】ユーコとヨーコ

同じくSIM内蔵で、Wi-Fiなしで使えるタイプ。こちらは会話のしやすさに寄せた作りです。カメラに話しかけるだけで家族のスマホに声が届くので、親が電話機を探す必要がありません。

月額はおよそ4,500円〜と、みまもりCUBEより少し抑えめ。映像の確認より「離れていても声のやりとりを絶やしたくない」という優先順位の方に合います。

Wi-Fi不要
月額費用約4,500円〜
双方向通話○
動体検知○
夜間撮影○
価格レンタル制

会話を大事にしたい方、操作の簡単さを優先する方に向いています。

5製品の比較表

製品名 Wi-Fi 月額 双方向通話 価格帯
SwitchBot 見守りカメラ 必要 無料 ○ 約3,500円
TP-Link Tapo C200 必要 無料 ○ 約4,000円
ATOM Cam 2 必要 無料 ○ 約2,500円
みまもりCUBE 不要 約5,390円〜 ○ レンタル
ユーコとヨーコ 不要 約4,500円〜 ○ レンタル

※価格は記事執筆時点の目安です。最新の価格はAmazonでご確認ください。

選び方をひと言でまとめると、Wi-Fiがある実家ならSwitchBot・Tapo・ATOM Camから好みで、ない実家ならみまもりCUBEかユーコとヨーコ、です。

賃貸での設置方法

「賃貸だから壁に穴を開けられない」。ここで手が止まる方、多いですよね。でも工事不要のカメラは、穴を開けずに置く手が何通りもあります。

いちばん簡単なのは、ただ置くだけ。棚やテレビ台、本棚の上にポンと乗せるだけです。多くのカメラは底が平らで、そのまま安定して立ちます。置き場所は、リビングの棚なら部屋全体、廊下の棚なら移動の様子、寝室のタンスの上なら夜間、と見たい範囲で選べます。高い位置ほど広く映りますが、あまり手の届かない所だと親自身が触れないので、そこは兼ね合いです。

壁や天井に付けたいときは、両面テープやマグネットを使います。カメラに最初から付属していることが多いです。ただ、粘着力で壁紙が持っていかれることがあるので、賃貸なら剥がせるタイプの両面テープ(3Mのコマンドタブなど)を別に用意して、目立たない所で一度試してから本番に移るのが安全です。原状回復のことを考えると、このひと手間はケチらないほうがいいと思います。

天井近くの高い位置に置きたいけれど貼るのも不安、という場合は、突っ張り棒という手もあります。棒を渡してそこにカメラを固定すれば、部屋を広く見渡せる高さを、壁を触らずに作れます。100円ショップの突っ張り棒でも足ります。

親への伝え方

設置のめどが立ったら、次の関門は親への切り出しです。むしろここがいちばん難しい、という方も多いはず。

知恵袋にも、日中ひとりで過ごす母のためにカメラを付けたいけれど、正直に話すと「監視されているようで嫌」と言われそうで切り出せない、という相談がありました(Yahoo!知恵袋)。わかります。私も母にカメラの話をしたとき、まさに「監視されてるみたいで嫌」と返されました。

この壁を越えるコツを、私の失敗もふまえてお話しします。

「見守りたい」ではなく「私が安心したい」で話す。 「お母さんを見守りたい」と言うと、主語が親になって監視の匂いが出ます。そうではなく、「お母さんに何かあったとき、私がすぐ気づけないのが怖いの」と、心配しているこちら側の気持ちとして伝える。同じお願いでも、受け取り方がずいぶん変わります。

「カメラ」ではなく「顔の見える電話」として渡す。 カメラという言葉は監視を連想させますが、「スマホを探さなくても、その場で顔を見て話せる」と伝えると印象が違います。孫の顔も見せられるよ、と親側のうれしさを足すと、なお前向きになってもらいやすいです。実際、「家の中にカメラを設置するなんて……」と渋っていた父親を、切り口を"防犯"に変えて説得した、という体験談もありました(Impress Watch)。ストレートに響かないときは、言い方の角度を変えてみる価値があります。

寝室ではなくリビングから、様子を見ながら。 いきなり寝室に置くと抵抗されやすいので、まずは人目があっても気にならないリビングから。ここで一つ気をつけたいのが、置いて終わりにしないことです。センサーを付けた当初は喜んでいた父親が、数カ月して「見張られているようだ」と言い出し、結局撤去してしまった、という事例もありました(けんぽれん 健康コラム)。導入後も「嫌じゃない?」と折々に確かめる。それが、押し切って撤去される事態を避ける近道だと思います。

どうしても嫌がるなら、映像なしのセンサーへ。 カメラそのものが受け入れられない親御さんもいます。その場合は、映像は映さず「動いた」「起きた」という事実だけを知らせる人感センサー型に切り替える手があります。私も最初はカメラを断られてセンサー型から入り、母が慣れてきた頃にEcho Showを置きました。順番を変えるだけで通ることもあります。詳しくは「見守りカメラを親が嫌がる理由と対処法」と「見守りカメラとセンサーどっちがいい?」にまとめました。

まとめ:実家の環境に合わせて、今日から始める

工事不要の見守りカメラを、タイプ・選び方・製品・設置・伝え方の順に見てきました。最後に、次の一歩だけ整理しておきます。

分かれ道は「実家にWi-Fiがあるか」の一点です。あるなら、工事不要で月額ゼロのSwitchBot 見守りカメラあたりを1台。ないなら、月額はかかりますが回線工事のいらないみまもりCUBEを、介護保険が使えるか確かめながら。どちらも穴を開けずに、棚に置くだけで始められます。

設置そのものは、帰省した半日あれば終わります。私が自宅で試したときは、コンセントに挿してアプリをつなぐまで15分ほどでした。置いたあとの毎日は、たとえばこんな感じになるはずです。日曜の朝、洗濯機を回しながらスマホを開くと、リビングでテレビを見ているお母さんの姿がちらっと見える。「今日も変わりないな」。それだけ確かめて、自分の休日に戻る。確認なんて、それで十分なんです。

親の説得がうまくいかず止まっている方は、無理に映像から入らず、センサー型やお試しレンタルから始めてみてください。完璧な形を一度で決めなくて大丈夫です。まず一つ置いてみて、親の反応を見ながら整えていく。そのくらいの気楽さのほうが、結局は長続きします。

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